がん関係資料 
 *** その一 *** 臨床検査項目の簡単な説明
生化学、免疫検査
検 査 項 目 基 準 値 説                明
TP(総蛋白) 6.5〜8.1 g/dl 栄養状態や肝臓、腎臓の機能が分かります。
ALB(アルブミン) 3.8〜5.2 g/dl
A/G 1.20〜2.20 アルブミン/総タンパクの比。 肝硬変などで減少。
GOT(AST) 2〜39 IU/l 主に肝疾患、心疾患で異常値(高値)を示します。
アルコール性肝障害や脂肪肝でも高値を示します。
GPT(ALT) 2〜39 IU/l 主に肝疾患で異常値(高値)を示します。
LDH(乳酸脱水素酵素) 119〜229 IU/l 肝疾患・心疾患・筋肉の損傷などで高値を示します。
ALP
(アルカリフォスファターゼ)
96〜310 IU/l 主に肝疾患・胆道疾患・骨疾患などで高値を示します。
LAP
(ロイシンアミノペプチターゼ)
30〜70 IU/l 胆汁うっ滞に際して血中に増加。
黄疸の鑑別、肝・胆道系疾患の診断および経過観察。
GGPT(γーGTP) 8〜64 IU/l 肝・胆道疾患で高値を示します。
又、アルコールの摂取量に敏感に反応します。
ChE
(コリンエステラーゼ)
0.6〜1.2△pH 脂肪肝で上昇しますが、その他の肝疾患(肝炎・
肝硬変など)で低値を示します。
TーBil
(総ビリルビン)
0.2〜1.0 mg/dl 肝・胆のう疾患で高値を示します。
黄疸と関係有り。
DーBil
(直接ビリルビン)
0.2〜0.4 mg/dl 肝疾患の状態・診断や黄疸の鑑別の検査です。
CPK
(クレアチンキナーゼ)
30〜185 IU/l 心筋や骨格筋の損傷で高値を示します。
T−CHO
(総コレステロール)
130〜225 mg/dl 動脈硬化、脂肪代謝などの状態を示唆します。
TG(中性脂肪) 40〜150 mg/dl 食事の影響を受ける検査です。
アルコールや糖分の過剰摂取で高値を示します。
BUN(尿素窒素) 8.0〜20.0 mg/dl 腎機能の程度を示します。
Cre(クレアチニン) 0.5〜1.2 mg/dl
UA(尿酸) 男性:
3.0〜8.3mg/dl
痛風で高値を示します。
又、腎機能の程度を示します。
女性:
2.5〜6.3mg/dl
Na
(ナトリウム:電解質)
135〜148 mEq/l 身体の水分量や筋・神経の興奮の維持など、
生命維持に重要な役割を果たします。

(カリウム:電解質)
3.5〜5.1 mEq/l
Cl
(クロール:電解質)
98〜110 mEq/l
Ca(カルシウム) 8.0〜10.5 mg/dl
IP(無機リン) 2.6〜4.5 mg/dl
S−AMY
(血清アミラーゼ)
40〜130 IU/l 膵炎、耳下腺炎などで高値を示します。
P−AMY
(膵臓アミラーゼ)
60以下U/l 膵炎などで高値を示します。
ZTT(硫酸亜鉛試験) 4〜12 KU 肝機能検査
TTT
(チモール混濁反応)
0〜4 KU 肝機能検査、A型肝炎、慢性肝疾患
NH3(アンモニア) 30〜90μg/dl 肝硬変や高度な肝機能障害時に高値を示します。
運動後や食事の摂取後などでも上昇します。
Glu(血糖) 70〜110 mg/dl 空腹時高値で糖尿病疑い。
HbAlC
(グリコヘモグロビン)
4.3〜5.8 % 過去1〜2ヶ月程度の血糖の平均状態を示唆します。
CRP(C反応性蛋白) 0.3以下 体内での炎症の程度が示唆されます。
HCV 抗体
(C型肝炎ウイルス抗体)
(−) C型肝炎ウイルスの検査
HBs 抗体
(B型肝炎ウイルス抗原)
(−) B型肝炎ウイルスの検査
RPR 梅毒反応 (定性) (−) 梅毒の検査
TPHA 梅毒反応 (定性) (−)
腫瘍マーカー
検 査 項 目 基 準 値 説                明
CEA 4.3 ng/ml以下 消化管の悪性腫瘍を中心に、最も汎用的に用いられる
血中腫瘍マーカー
AFP 7.0 ng/ml以下 肝細胞がんで上昇する。
肝炎や肝硬変でも軽度〜中等度に上昇を見る。
CA15−3 25 U/ml以下 乳ガンの再発・転移のモニタリングに有用な血中腫瘍マーカー。
CA19−9 37 U/ml以下 膵ガン、胆道ガンをはじめとする各種消化器ガンで
上昇する血中腫瘍マーカー。
血液型Lewis抗原の影響を受ける。
高感度PSA 4.0 ng/ml以下 前立腺ガンで著明に増加。
前立腺肥大でも上昇するが、10.0ng/mlを越える場合には、
前立腺ガンを強く疑う。
CA125 35 U/ml以下 主に卵巣ガンに有効な血中腫瘍マーカー。
子宮内膜症子宮筋腫の鑑別にも用いられる。
シフラ 3.5 ng/ml以下 肺がんのマーカー。
上皮細胞成分、良性でも少し上昇有り
(サイトケラチン19フラグメント)
尿検査
検 査 項 目 基 準 値 説                明
S.G比重 1.000〜1.030 主に腎臓の機能を示します。
PH−U 5.0〜8.0
蛋白 (−) 腎疾患、高血圧症などで陽性を示します。
(−) 血糖と照合し、糖尿病の有無を示唆します。
ウロビリノーゲン (±) 脱水や肝・胆道疾患で陽性を示します。
正常は、(±)です。
潜血 (−) 血液が尿に混じると陽性を示します。
ケトン体 (−) 低血糖が続く。
ビリルビン (−) 輸血や肝機能障害。
亜硝酸塩
白血球反応
(−) 細菌感染登園性がある場合。
血液検査
検 査 項 目 基 準 値 説                明
WBC(白血球数) 3500〜8500/μl 炎症、感染症などで上昇します。
RBC(赤血球数) M430〜570万/μl 脱水、多血症、貧血などを示します。
F370〜490万/μl
Hb(ヘモグロビン) M13.5〜17.0 g/dl
F11.5〜15.0 g/dl
Ht(ヘマトクリット) M40〜50 %
F35〜45 %
Plt(血小板数) 15〜35 万/μl 止血に作用する血球です。
白血球分類
検 査 項 目 基 準 値 説                明
NETU%(好中球) 39〜68 % 炎症変化時に増加
MO%(単球) 2〜8 % 発疹性の感染症や原虫感染症時増加
EO%(好酸球) 1〜7 % 各種のアレルギー疾患、寄生虫症時増加
BA%(好塩基球) 0〜2 %
LY%(リンパ球) 27〜47 % 慢性炎症やウイルス感染時増加
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